【スタンプカードからの切替】「共通ポイント」が選ばれる理由
お店がにとって自由度の高い「スタンプカード」を『共通ポイント』に切り替えた理由やメリット、活用方法
業種: 全店
区分: コラム
「スタンプカード」は、主に小売店や飲食店などで利用される紙のポイントカードの一種で、お買い物時にカードにスタンプを押してポイントを貯められ、スタンプが貯まるとお買い物の値引きに使えたり、景品がもらえるサービスです。自由度が高く独自のキャンペーンや施策を講じやすいため、Vポイント(旧名称:Tポイント)提携店の中にも、過去にスタンプカードを導入されていた店舗さまは多くいらっしゃいます。
今回はスタンプカードから『共通ポイント』へ切り替えた理由をいくつかご紹介します。
1.共通ポイントは「常連以外のお客さま」にも使っていただきやすい
「スタンプカード」は、利用頻度の多いお客さまにとっては効果的ですが、反対に利用頻度の少ないお客さまにはあまり利用されず、効果が出にくいという課題があります。
特に長年スタンプカードを導入されており、既にお客さまへ浸透しているお店は、スタンプカード廃止によるサービスダウンが不安で、中々切り替えに踏み切れないといったお声も多く伺いました。
一方で『共通ポイント』は、提携店舗であればどこでも使っていただくことができるポイントサービスで、他のチェーン店や街のお店などで貯めていただいたポイントを、自店で使っていただくことも可能です
『Vポイント(旧名称:Tポイント)』は、全国約15万店の提携店があり、50代や60代以上の会員さまも多く、幅広い年代の方にご利用いただいています。
【 Vポイントが貯まるお店:https://t-point.tsite.jp/store/ 】
また、流行りの「ポイ活(ポイントを貯めてお得に生活すること)」ユーザーにとっても、ポイントが貯まりやすい共通ポイントは魅力的なポイントサービスです。
2.共通ポイントは「スマホでポイント」を貯めていただける
「スタンプカード」の場合、カードの紛失や破損のリスク、複数のカード管理の複雑さなどの課題があります。
また、利用頻度の少ない業種では、スタンプカードを自宅に置いてきてしまったり、ポイントカードが増えてお財布から外されたりすることで、カードの効果が薄れお客さまがポイントを貯めるチャンスを失ってしまうことになります。
一方で『共通ポイント』の場合、スマホでポイントを貯めて使っていただくことができます。
スタンプカードやポイントサービスの機能をスマホアプリで利用できるため、紙のスタンプカードから、共通ポイントに切り替えていただくお店が増えています。
『Vポイント』のアプリでは、お客さまはスマホで簡単にご自身のポイントを確認でき、お店は独自のクーポンをアプリに表示させ、お客さまにクーポンを使っていただくことも可能です。
また、お店が常連客やはじめてのお客さまなどお客さまのご利用状況に応じて、来店時にレシートクーポンを発行することも可能です。
例えば、「美容室」などは来店頻度が月1回以下の場合が多く、単価が高い業種のため、「次回予約でポイント10倍」などのクーポン発券で、次回予約に繋げていただきやすくなります。
「クリーニング店」や「フィットネスジム」などは月に複数回ご来店される場合が多く、「月2回以上ご利用で翌月ポイント5倍」などのクーポン発券で、来店促進に繋げていただけます。
3.共通ポイントは「スタンプカードや景品の準備が不要」で運用が楽
「スタンプカード」は、デザインやカードの形状をカスタマイズしたり、お店の単価に合わせてインセンティブの設定ができるというメリットがあります。例えば、100円で1スタンプの店舗もあれば、500円で1スタンプの店舗もあり特典がもらえるスタンプの数もお店が自由に決められます。
一方で、スタンプカードの台紙管理や、景品手配や在庫管理、スペースの確保などカード運用の手間が発生します。また、お客様へお渡しする際の有効期限の記載やカードのご説明、スタンプが貯まったあとのサービス券の発行などスタッフオペレーションが必要です。
「リライト式」といって、何度も印字書換が可能なプラスチックのカードに、印字してポイントを貯めるタイプのカードもありますが、コストが高く、手配後お店が分割で支払うなどといった必要がありました。
前述のとおり、『共通ポイント』はスマホで簡単にポイントを貯めて使っていただくことが可能ですので、お客さまがカードを忘れてしまい、レシートなどにメモやスタンプを押して次回来店時に持ってきていただく必要もありませんし、スマホであればカード破損や紛失による再発行の手間もありません。
効率化できた時間で、お店はお客さまの接客やサービスにより専念していただくことができます。
4.共通ポイントは「その日から」ポイントを貯めて使っていただける
「スタンプカード」の特典としては、値引きやお店独自のサービス、景品や商品がもらえる等が一般的ですが、近年は原価高騰などの影響でコスト負担が膨らみ、特典に掛かる費用をなるべく抑えたいと思う一方で、お客さまへのサービスダウンを恐れ躊躇しているという悩みも伺います。
前途の通り、スタンプカードはお客さまのカード忘れの課題や、景品を準備する必要がありました。また、お客さまはスタンプが貯まるまで時間とお金をかける必要があります。
『共通ポイント』は、毎回のお買い物でお客さまのお会計金額に対して100円~200円につき1ポイント貯まり、貯まったポイントは1ポイント=1円分としてご利用いただけます。
そして、他店で貯めたポイントもお会計で使っていただくことができるので、お客さまはスタンプが貯まるまで時間もお金もかける必要がなく、お店はポイントサービスを導入したその日からお客さまにポイントを貯めて使っていただくことができます。
お客さまが1ポイント=1円分として使ったポイントは、翌月本部からお店に戻るのため実質お店側のコスト負担はありません。
5.『共通ポイント』が選ばれる理由まとめ
いかがでしたか。このようにスタンプカードを共通ポイントに切り替える理由には、
- 共通ポイントは「常連以外のお客さま」にも使っていただきやすい
- 共通ポイントは「スマホでポイント」を貯めていただける
- 共通ポイントは「スタンプカードや景品の準備が不要」で運用が楽
- 共通ポイントは「その日から」ポイントを貯めて使っていただける
といったものがありました。
スタンプカードの運用やコストで課題やお困りごとのあるお店さまは、是非1度お気軽にVポイント本部(CCCMKホールディングス)までお問合せください。
(公開:2024年1月、文章/画像:ポイント活用事例-CASE STUDY- 編集部)