【リピート率UP】飲食店の事例|次回ポイント10倍のレシートクーポンを発券▷新規客の再来店が13%UP

新規客へ、次回来店時に使えるポイント10倍のレシートクーポンを発券、新規客の再来店が13%UP

業種: 飲食

区分: 事例


飲食店は他の小売業と比べて同業他社との競争が激しく、新業態のお店も次々と登場するため、お客さまに継続的に利用いただくのが難しい業種です。また人材の確保や優秀なシェフの確保、高い離職率による採用コストも課題です。
お客さまに1度のご来店でお店の良さを実感いただきリピートに繋げるには、新規顧客向けの販促やアプローチが大切ですが、オペレーション負荷も発生するため店舗運営に支障が発生するケースも多く、しっかりとマーケティング戦略を立てることが重要です。
今回はそうしたさまざまな課題を抱える飲食店で、オペレーション負荷の低いレシートクーポンを用いて、継続的にクーポンを発券したところ、利用率が13%もUPしたポイント活用事例をご紹介します。


l目的 新規客のリピート率UP

施策 ・お会計時に次回ポイント10倍のレシートクーポンを発券

l効果 ・新規客の再来店が13%UP

Vポイントはお店独自でカスタマイズした レシートクーポンの発券が可能

Vポイント(旧名称:Tポイント)にご加盟いただくと、Vポイントを付与する端末からお客さまへレシート型のクーポンを発券することができます。

設定は専用の管理画面から簡単にでき、クーポンの発券条件(お客さまの来店回数など)を選択できたり、クーポンタイトルを『あたり』や『お得なクーポン券』など数種類のデザインの中から選ぶことができます。


コストはレシート代のみで済むため、新たにチラシやクーポンを制作する必要もありませんし、お会計の際レシートと一緒に発券されるため、スタッフのオペレーション負荷をかけず、お客さまへクーポンをお渡しすることが可能です。

また、店舗ごとに発券数や利用実績がデータで確認できるので、次回販促へ向けたコストシミュレーションも可能です。

新規客への継続的なクーポン発券認知をUP

今回ご紹介する飲食店は、もともと単発の期間限定で、新規のお客さま向けに、「翌月末までのご利用で次回ポイント10倍」のレシートクーポンを発券しておりましたが、利用率が低いことが課題でした。

そこで、次回ポイント10倍のレシートクーポンの特典は変えず、発券頻度を期間限定の単発発券から、継続的な発券へ切り替えてみました。

せっかくクーポンを発券しても認知度が上がらず利用が伸びないのはもったいないため、利用頻度を上げるためにも継続的に発券することでより多くのお客様の目に留まるのではないかと考えました。

また、継続発券に切り替えることでスタッフのオペレーションの定着にも繋がります。お会計時にスタッフお客さまへひとこと「クーポンがでております」とお声掛けをすることで、お店の印象もよくなり、スタッフのクーポン認知も上がり、お客さまにより使っていただきやすくなります。

継続的なクーポン発券で 新規客の再来店が13%UP

新規のお客さまへのクーポン発券を継続的に切り替えたことで、お客さまの目に留まる頻度が増え、認知が上がり、新規客の再来店が13%UPしました。

お会計時にレシートクーポンが発券された際、お客さまへクーポンの説明を添えてお渡しいただいたり、継続的に発券することでスタッフオペレーションが習慣化したことも1つの要因だと思います。

リピート率UPには継続的なレシートクーポンの発券が効果的

このような結果から、人材の確保が難しく、また、お客さまに継続利用していただくのが難しい飲食業界では、スタッフのオペレーション負荷のかかりづらいレシートクーポンを継続的に発券していくことが効果的です。

お客さまに再来店していただくことで、お店の雰囲気やサービスをより知っていただくことができ、新商品や別の商品を食べていただくことで、リピーターが増え、お店のファンになっていただくきっかけに繋がります。

これからもお客さまにお店に足を運んでもらうためのきっかけづくりや工夫を、共通ポイントを通じて提案してまいります。

(公開:2023年12月、文章/画像:ポイント活用事例-CASE STUDY- 編集部)


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